JPHA 一般財団法人 日本公衆衛生協会

2002年から5年間にわたり、多田羅浩三先生（大阪大学名誉教授・現放送大学教授）を団長として実施された英国への研修「オックスフォード保健・福祉研修」の総括報告書です。”互いに学びあう”という視点に立って、研修参加者及びオックスフォードＰＣＴ（Primary Care Trust）の専門職の方々が執筆された報告、論文を掲載しています。英国の保健・福祉活動の現状を知り、わが国の状況を考える参考にしてください。

米国の国家バイオテロ民間医療対応センターが作成した、緊急事態発生時のための準備として、担当者が検討しておくべき事項を整理したワークブックの日本語訳です。事前に何をどう考え、どのような備えをしておくべきか、という視点から非常に詳細かつ具体的な18のシナリオが設定され、個々の状況に応じた検討必須ポイントや考え方が質問形式で掲載されています。健康危機管理に関する地域の現状を確認するためにお使いください。

今後とも保健所の活動において重要な位置を占める、地域保健活動としての精神障害者支援を行っていくためには、危機介入という視点からみた業務マニュアルが極めて有用となります。
地域住民や家族からの相談への対応や警察からの通報に対する具体的な対応の仕方、相談員の基本姿勢、精神科医療とのつなぎ方などについて整理した本書をご活用ください。

医療機関も保健所も、医療機関立入検査のすべてがわかるハンドブック。コラムも充実し、自主点検ツールとしても即時役立つ参考書！
法令遵守を起点として、医療機関も保健所も共に立入検査時の情報・意見交換、リスク・コミュニケーションを通じて地域医療の危機管理強化を図るヒントがここにあります。

今般の医療制度改革のひとつの柱ともいえる「医療連携体制の構築」に向け、保健所は”調整する組織”として中心的な役割を担っていくことが重要と考えられます。本書では16の先駆的事例を詳細に分析し、成功要因としくみを探っています。連携体制構築はどこに鍵があり、どのようにすればいいのか、是非本書からそのポイントを読み取ってください。

地域保健シリーズ１（上記）の姉妹編として作成したものです。医療計画において新たに記載する脳卒中、心筋梗塞、糖尿病、がんの４疾病における連携体制構築の諸条件や保健所関与のあり方等について、詳細な調査結果（12事例）の記述がなされています。シリーズ１で整理した16事例についても追跡調査を行いフォローアップされています。前書と併せてお使いください。